宝塚見返岩_3

《宝塚見返岩》山本永暉 軸一幅(部分)

  • 牛?漫画?山水画? 1902(明治35)年秋、悟雪洞大機(1865-1952)が山本永暉と号し宝塚温泉にて画く。翌年突然、画壇を去って大阪を離れた5年後も「日本書画名覧(明治40年改正)」には竹内栖鳳、橋本雅邦らと最上段に名を連ねている。その後、仏道に帰依して沈潜、北陸を中心に諸国を遊歴し、激動の時代を反骨の文人画家として天寿を全う。約900点の作品が各地の寺社や博物館、個人宅で確認されている。※出典「悟雪洞大機-その生涯と作品-」八十島昌夫・和子著、デザイン:EggDESIGN